荏原製作所 給水ポンプ復旧時に緩やかに起動制御する特許

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 荏原製作所より停電や給水装置の故障等により給水装置を停止した後に初めてポンプを始動するに際して、ウォーターハンマーの発生を防止することができる給水装置の特許が出願されています。

【公開番号】
特開2014-31796(P2014-31796A)
【公開日】
平成26年2月20日(2014.2.20)

【課題】停電や給水装置の故障等により給水装置を停止した後に初めてポンプを始動するに際して、ウォーターハンマーの発生を防止することができる給水装置を提供する。

【解決手段】給水装置1は、ポンプPと、ポンプPを駆動するモータMと、吐出側圧力が所定の始動圧力以下の場合にポンプPを始動して、吐出側圧力が目標圧力になるようにインバータ20にポンプPの回転速度の指令を行う制御部35とを備える。制御部35は、給水装置1が長時間停止した後にポンプPが始動する際に、吐出側圧力の上昇が通常の始動動作よりも緩やかな保護始動動作を行う。

ポンプ始動動作のフローチャート

 ポンプ入替工事の際には吐出し側バルブを閉めたままポンプを起動しバルブを少し開けたままスロースピードで配管に水を徐々に送り配管内に満たしてしていきます。この手動でやっていることに似たようなことが自動で行えるのでしょうか。ウォーターハンマーもありますが急激に水を送ることで水流により配管内の錆などがボロッと落ちてしまうことがあるため、停電からの自動復旧などで人間が介在できない場合は有効な機能だと思います。

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