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荏原製作所が低層階用の増圧給水ポンプと高層階用の増圧給水ポンプとの間にある給水栓から空気の吸い込みを防止する増圧給水システムの特許を出願中です。
- 公開番号
- 特許公開2013-231347
- 出願日
- 2013年6月3日
- 公開日
- 2013年11月14日
【課題】低層階用の給水装置と高層階用の給水装置との間にある給水栓からの空気の吸い込みを防止する増圧給水システムを提供する。
【解決手段】増 圧給水システムは、水道管2に連結される低層階用の第1の給水装置BP1と、第1の給水装置BP1に直列に連結され、第1の給水装置BP1よりも高い位置 に配置される高層階用の第2の給水装置BP2とを備える。第1の給水装置BP1は、ポンプP1と、ポンプP1の運転を制御する制御盤CN1とを有し、第2 の給水装置BP2は、ポンプP2と、ポンプP2の運転を制御する制御盤CN2とを有する。第2の給水装置BP2の吸込側圧力を測定する吸込側圧力センサ PS21が制御盤CN2に接続されている。第2の給水装置BP2の吸込側圧力が所定の値にまで低下したとき、制御盤CN2はポンプP2の運転を停止させ る。
高層マンションなどで使用される、低層階用BP1と高層階用BP2の増圧給水ポンプユニットの連携に関する特許です。お互いの運転状態・圧力などを相互に通信し連携することで、ポンプが低層階用BP1、高層階用BP2の順で起動し、高層階用BP2、低層階用BP1の順で停止します。そのことで、低層階用のポンプが停止中に高層階用が起動することもなく、低層階の水栓9から空気を吸い込むこともありません。また高層階の圧力値PS5によって低層階用の給水ポンプBP1が制御できることから、より正確な推定末端圧力制御(高層階用の実際の末端圧を計測していますので推定と言わないかもしれませんが)が可能となっています。
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