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川本製作所が排水ポンプの羽根車の異物通過径を確保しつつさまざまなメリットがある羽根車の特許を出願中です。
- 公開番号
- 特許公開2013-50094
- 出願日
- 2011年8月31日
- 公開日
- 2013年3月14日
【課題】所定の異物通過径を確保及び性能の低下を防止可能、且つ、製造コストを低減可能な羽根車及び水中ポンプを提供すること。
【解決手段】水中ポンプ1のケーシング41内に収納され、回転軸24により回転することで、流体を圧送する羽根車42であって、第1シュラウド52と、第1シュラウド52に対向して設けられた第2シュラウド53と、第1シュラウド52及び第2シュラウド53の一方に一体に成形され、且つ、第1シュラウド52及び第2シュラウド53の他方に固定されるとともに、第1シュラウド52及び第2シュラウド53の他方に固定される主面が開口する中空の凹部55が形成された、第1シュラウド52及び第2シュラウド53の中心側から外周側まで連続する一枚の羽根54と、を備える構成とする。
いわゆる配管口径100%の通過能力を保つポンプの羽根車において、記載の特許の型式により製造コストが下がるといったものです。図2の55にあたる三日月形の中空部分が特徴です。この中空部分は上下のシュラウド(図1の52,53の円盤状の蓋)で閉じることにより、浸水しない空間を設けます。軽量化を図れ、製造コストが下がり、羽根の回転バランスを保つことが可能です。また回転体が軽量なため軸受の寿命が伸びます。
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