google ADS
テラルから排水槽内の浮遊物と共に底部の汚水も一緒に排水可能とし、浮遊物を吸引する際に多量の空気が混入されて水中ポンプがエアーロックを起こすのを防止するようにする特許が出願されています。
【公開番号】特許公開2014-104452
【公開日】平成26年6月9日【課題】排水槽内の浮遊物と共に底部の汚水も一緒に排水可能とし、浮遊物を吸引する際に多量の空気が混入されて水中ポンプがエアーロックを起こすのを防止するようにする。
【解決手段】排水槽2内に、下面に吸込み口42を備え、その貯水Wを外部に排出する水中ポンプ4が設けられている。水中ポンプ4の下方に、上壁部51に第1及び第2接続口55,56を有する合流通路部5が配設され、第1接続口55が水中ポンプ4の吸込み口42に、また第2接続口56が補助通路部6にそれぞれ連通している。補助通路部6は、排水槽2の上水面から吸込む補助吸込み口61を有する。合流通路部5には、排水槽2内下部の貯水が流入する流入開口部54が設けられている。補助通路部6の補助吸込み口61から浮遊物を含む貯水を、また流入開口部54から排水槽2内下部の貯水をそれぞれ合流通路部5で合流させて水中ポンプ4に吸引する。
【符号の説明】1 排水装置
2 排水槽
3 排水流入管
4 水中ポンプ
42 吸込み口
5 合流通路部
51 上壁部
52 両側壁部
53 前後壁部
54 流入開口部
55 第1接続口
56 第2接続口
6 補助通路部
61 補助吸込み口
62 連通口
63 ホッパー部
7 制御部
h1 高水位(第1水位)
h2 低水位(第2水位)
W 貯水
浮上スカムを改修する水面に浮かぶホッパのような器具はいままでもあるのですが、それの応用版といったところでしょうか。ホッパーで水面のスカムを吸い込みつつ、エアーが混入しても大丈夫なように底面も吸えるようになっています。
google ADS