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川本製作所よりポンプの吐出圧力を発振することなく目標圧力値に設定することができるとともに、コストを抑えることができる給液装置の特許がでています。
【公開番号】特開2015-31176
【公開日】平成27年2月16日【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の給液装置は、並列に配置される複数のポンプ装置と、前記複数のポンプ装置の各々に対して設けられて当該ポンプ装置を通過する流量を検出する流量検出部と、前記各ポンプ装置を通過した液の合流部の下流に設けられて前記各ポンプ装置を通過した前記液の合わさった流れの圧力を検出する圧力検出部と、前記複数のポンプ装置の動作を制御する制御部と、装置全体の定格流量と、装置全体の停止流量と、前記定格流量を吐出する圧力である第1の目標圧力値と、前記停止流量を吐出する圧力である第2の目標圧力値とを記憶する記憶部とを備える。【0009】
前記制御部は、全ての前記流量検出部の検出結果の合計が前記定格流量となったときに前記圧力検出部の検出結果の合計が前記第1の目標圧力値となり、かつ、前記流量検出部の検出結果の合計が前記停止流量となったときに前記圧力検出部の検出結果が前記第2の目標圧力値となる、装置全体の給液量を変数とする目標圧力値算出関数に基づいて、前記流量検出部の検出結果の合計を前記給液量として用いて目標圧力値を算出し、かつ、前記圧力検出部の検出結果が前記算出結果となるように前記各ポンプ装置を制御する。【0077】
しかしながら、本実施形態では、流量検出装置100は、少なくとも、停止流量Q2とポンプ装置20の最大仕様使用流量を検出できればよく、それゆえ、上述のように1つの流量検出装置100を用いる場合に比べて、小型化することができるので、コストを抑えることができる。この結果、給水装置10のコストが高騰化することを抑えることができる。
磁石101a
軸部101b
羽根部101c
センサ105
第1の目標圧力値P1
第2の目標圧力値P2
定格流量Q1
停止流量Q2
現在主流のものは停止流量Q2(例えば10L/min)と圧力検出の目標圧力値P1,P2によるものです。しかしながら、水圧だけでポンプ制御を行ったときに、ポンプの圧力が収束することなく発振してしまうことがあります。そこでポンプ毎に羽根車を用いた流量検出を行うことで安定した給水を行うことができるという特許です。流量検出は羽根車で回転される磁石の磁束をセンサで検出する方式です。
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