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荏原製作所より広範囲の吐出し流量および吐出し圧力に対応することができ且つ省エネルギを実現できるポンプ装置、及びポンプ運転方法の特許が出願されています。
コンテンツ
概要
(11)【公開番号】
特開2020-176537(P2020-176537A)
(43)【公開日】
令和2年10月29日(2020.10.29)
(57)【要約】
【課題】
広範囲の吐出し流量および吐出し圧力に対応することができ且つ省エネルギを実現できるポンプ装置、及びポンプ運転方法を提供する。
【解決手段】
ポンプ装置は、第1のポンプ部と第2のポンプ部を備える。前記ポンプ装置は、前記第1のポンプ部の吐出し管と前記第2のポンプ部の吸込管を接続する第1の接続管と、前記第2のポンプ部の吐出し管と前記第1のポンプ部の吸込管を接続する第2の接続管と、前記第1の接続管の流路と前記第2の接続管の流路とを開閉可能な開閉機構と、を備える。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ポンプ装置では、特定の場合にだけ高圧の吐出し圧が要求される場合がある。一例として、取扱液をフィルタに通過させて濾過する装置において、通常はフィルタを保護するために、ポンプを低圧で運転して取扱液を長時間かけて濾過させるが、その一方で、月に数回程度は高圧水を逆流させて当該フィルタの目詰まりを洗浄(逆洗)したい、といった要望がある。こうした用途のポンプ装置を、1台のポンプもしくは複数の並列接続されたポンプで構成すると、次のような課題がある。一課題として、逆洗等の高圧が必要な特定の場合の運転点に最高効率点を合わせて当該ポンプの容量を選定すると、通常時のエネルギ効率の低下、及び装置の高価格化を生じさせてしまう。逆に、通常時の低圧の運転点に最高効率点を合わせてポンプ容量を選定すると、逆洗等の特定の高圧が必要な場合に当該ポンプ装置を利用できない、といった問題があった。
【0006】
また、特許文献1に記載の装置では、2台のポンプを並列運転と直列運転とで切り替えることができる。しかし、特許文献1に記載の装置では、第1のポンプと第2のポンプとを直列に接続するときに、必ず第1のポンプが低圧側で第2のポンプが高圧側となるため、第1のポンプと第2のポンプとで劣化具合等にバラツキが生じるおそれがある。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、広範囲の吐出し流量および吐出し圧力に対応することができ且つ省エネルギおよび高寿命化を実現できるポンプ装置、及びポンプ運転方法を提供することを目的の1つとする。
図面
まとめ
ポンプを状況によって並列運転として水量を多くしたり、直列運転として水圧を高くしたりと状況によってバルブにより切替わるポンプの特許です。図3Aをみますと直列にポンプを通過しますので高水圧のポンプユニットとして使用できますね。
通常の並列運転モデルですと通常時は1台運転、大水量時は2台運転となりますが、このバルブ切替で一時的な高圧運転も対応可能ということを想定しているようです。
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